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地域活性化という「遊び」

罠猟から猟銃へ 漁師シェフたちの決心

涼しくなると裏山から鹿の鳴き声が響いてくる レストランのメインメニューともなる鹿肉 その美味しさを追求していったとき 見えてきたものは……
稲刈りも中盤にさしかかり
朝晩少し寒さを感じるほどに涼しくなると
裏山に鹿の鳴き声が響きます。
おかげさまで
息子たちがシェフを務めるレストランは
すでに年内の予約が全て埋まってしまうほど繁盛していますが
自分たちで捕らえた鹿肉をメインとして使っているため
レストランと並行して狩猟も行なわねばなりません。
ジビエというと一般的には
猟が解禁になる冬をイメージされる方が多いと思いますが
ジビエとしての鹿肉が美味しくなるのは実は
鹿の食べ物である草の多い夏。
エゾシカに比べ脂が少なく淡白な味わいとされる本州鹿も
この季節は脂がのってきて
香りも味も牛肉顔負けの素晴らしいお肉になります。
しかし近年の夏は危険なほど暑く
肝心の鹿が暑さを避けるため
山奥へ行ったきり里へ降りてこないので
8月はたいへんな不猟続き。
予約はたくさんいただくのですが
提供する食材が底をつき
もうすこしで休業というところまで追い込まれました。

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