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特集

特性に合わせて圃場内運搬車を選ぶ!
不整地や傾斜地での作業性が高い圃場内運搬車

【高床式動力運搬車】


【選別収穫ができる ■ハイキャリイL-250 東備工場(株)】

 うねをまたぐ高床式の運搬車。最低地土局が六四〇mmあるので、二〇cmくらいのうね立て栽培にも対応できる。トレッドは一〇〇〇~一六〇〇mmのあいだで自由に調節できるので、単条はもちろん二~四条の広幅うねにも対応可能。

 エンジンは右側車輪の前輪(駆動輪)と後輪のあいだの中心線上に装備されているので、作物を傷める心配は少ない。徴速走行(二・四km)によって、作物の生育具合を見ながら行う選別収穫にも対応できる。

 荷台面積が広く(長さ一二五〇×幅一二〇〇~一八〇〇mm)フラットなので、収穫運搬車としての用途のほか、各種資材の運搬作業にも使えるほか、薬液タンクを積み込んで農薬散布を行うなどの作業台車としても使うことができる。

 標準価格二八万円(運賃別)。

 東備工業(株)=〒704岡山市金岡西町八八八-一 TEL.〇八六-九四八-三六〇〇。


【最低地上高七五〇ミリ ■ヘルパー運搬車シリーズKYU-1 関東農機(株)】

 同じく高床式の動力運搬車である。最低地上高は七五〇mm確保され、荷台はピンを抜くだけで一四一〇~一八一〇mmの五段階にスライドできる。

 あくまでも圃場内作業を前提とした設計のため、ハンドルも取りつけられていないシンプルなものだが、収穫作業の必要を考えてクラッチレバーは車体の前後部にそれぞれ設置されている。

 KYU-1のほか、最低地上高五三〇mm、荷台幅一二〇〇~一六〇〇mm五段階可変のKYU-2もある。

 標準価格は二二万円。

 関東農機(株)=栃木県小山市横倉新田四九三 TEL.〇二八五-二七-三二七一。


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