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自分の畑は自分で診断する

自分の畑は自分で診断する!! 土の知識は農業の大切な道具

【●サンプリングする土の量】

一ヵ所から取る場合は、生土で五〇〇gぐらい取る。五ヵ所からの場合は、それぞれの地点から同量を、洗面器のような容器に取り、混合してその中の五〇〇gぐらいを試料とする。


【●野菜畑土壌でのサンプルの取り方】

水田や草地と違い、野菜畑では、施される肥料が局部的であるため、肥料分が一部の個所に偏在していることが多い。それと、畦の関係や灌水、ビニールマルチの影響等で、肥料分が均一でないため、特に注意すること。(図参照)

今現在、かなりの人が土壌診断が役に立たないと考えているのではないだろうか。それらの人の中には、断面調査を行っていない人はもとより、適切なサンプリングを行っていない人や、分析結果の数値の意味をきっちり把握していない人が多いのではないだろうか。

土壌診断の基本事項をきっちり把握することにより、やがて分析絡果を栽培に結びつけることができる。


参考文献

「図説 日本の土壌」 朝倉書店

「土壌調査ハンドブック」 博友社

「蔬菜栽培全編」 養賢堂 

「土壌診断とその結果の活用」 全農肥料農薬部

編集部注 創刊号の記事に出てきた「硬度計」は、大起理化工業(株)(TEL.〇三-三八一〇-二一八一)より、五万八〇〇〇円で発売されています。

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