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特集

経営にパソコンを生かす
各種ソフト、ネットワークをさらいながらその活用を考える

一昨年あたりから、パソコンを経営管理や作業管理、畜産での飼育管理などに使用する方が非常に増えています。すでに、「農業経営者」読者の皆さんでしたら、かなりの割合の方がいろんな形でパソコンを使い始めているのではないでしょうか。すでに、五年、六年と使用している方も少なくないと思います。ところで、購入されたパソコンは、価格に見合うだけ十分に活用されていますか? パソコンは、さまざまな農業の場面でいろんな使い方ができます。しかし、十分に活用するには、学習が必要になる場面も少なくありません。また、現在の農業経営、農業技術を変えていく想像力が一方でパソコンの活用を図っていく鍵にもなっています。想像力を形にするのがパソコンならば、新たな想像力の芽を示唆してくれるのもパソコンなのです。
第1章 パソコンの利用


創造力を形にするパソコン

 一昨年あたりから、パソコンを経営管理や作業管理、畜産での飼育管理などに使用する方が非常に増えています。すでに、「農業経営者」読者の皆さんでしたら、かなりの割合の方がいろんな形でパソコンを使い始めているのではないでしょうか。すでに、五年、六年と使用している方も少なくないと思います。

 ところで、購入されたパソコンは、価格に見合うだけ十分に活用されていますか? パソコンは、さまざまな農業の場面でいろんな使い方ができます。しかし、十分に活用するには、学習が必要になる場面も少なくありません。

 また、現在の農業経営、農業技術を変えていく想像力が一方でパソコンの活用を図っていく鍵にもなっています。想像力を形にするのがパソコンならば、新たな想像力の芽を示唆してくれるのもパソコンなのです。

 パソコンをいかに活用していくか、ソフトを中心にしながら、農業の情報化と合わせて紹介をしてみましょう。


パソコンの利用状況

 現在、約三万台程度のパソコンが農家の皆さんに使用されています。当然ながらパソコンは、農業機械のように農業専用というわけではありません。一般の会社では当たり前のOA機器の一つにしかすぎません。ですから、特別農業用にどれだけの台数が使用されているかといった統計はどこもとっていません。はっきりした農業での普及台数は分からないといった状態にあります。ですから三万台というのも、ソフトなどの販売数量、国の政策で入った台数等をカウントして推定したものにすぎません。なんとか農業機械のように正確な普及台数がつかめるといいのですが。

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