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特集

経営にパソコンを生かす
各種ソフト、ネットワークをさらいながらその活用を考える

第3章 外のデータを活用する


 第2章では、自分の経営、自分の畑や水田、ハウス、畜舎などから得られたデータを情報化する話を書きましたが、こうしたデータ以外に自分の経営の中からだけでは得られないデータが数多くあります。市況データや気象データ、試験場などでの栽培テストをした結果のデータ、また他の人が経験した栽培や経営の経験データ等々です。

 こうしたデータが、わが家で得られたデータと一緒になることで、経営の安定性、収益性はぐっと上がるものと考えられます。

 こうした、わが家の外にあるデータを得る道具としてパソコンはまた役に立てられます。得るだけではなく、こちらから情報を発信し、他の方にその情報を役立ててもらうこともできます。ここでは、パソコンは、コミュニケーションの道具として活用されているのです。


ネットワークの意味と利用

 いつの時代でもそうですが、外から得られる情報のソースは友人が第一番目にあげられるでしょう。友人から得る情報には栽培技術もありますし、栽培結果のこともありますし、上の話や、近所の話題などさまざまでしょう。

 こうした情報は、友人が多ければ多いほど内容が豊かになるはずです。多くの友人とつながっていれば、得られる情報の量も質も多く高くなってきます。こうした情報の源ともいえる多くの友人とのつながりがネットワークというわけです。

 ところで皆さんはどんなネットワークを持っていますか。ほとんどの人が、地域のつながりの中でのネットワークにとどまっているのではないでしょうか。お互いの顔を合わすことのできるという意味では安心感のあるネットワークですが、得られる情報の質に自ずと限界があります。得られる情報は、友人の経験の範囲内であり、天候や市況などについては、きちんとしたデータではなくて、一人ひとりの友人が感じた印象という情報でしかありません。

 顔を合わせる地域内のネットワークは情報の源としては、もっとも基礎になるものですが、どうしても限界があります。なかでも、気象や市況、試験場などでの栽培試験結果の情報などについては、こうした情報が蓄積されていていつでも手元に取り寄せることができる環境がほしいものです。手元に取り寄せる際にも、電話や手紙などで照会し郵便で送ってもらっていては、時間もかかって情報が迅速には活用されにくくなります。

 公共的な形でコンピュータの中に、こうした気象や市況などのデータや情報が蓄積されていれば、蓄積されているコンピュータと手元のパソコンを電話回線などで結び、目的のデータ・情報を検索し、手元のパソコンに瞬時に持ってくることができるようになるのです。

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