ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

農業経営者のための農水・JAウオッチング

早期化するかコメ関税化

 コスト削減へ向けて叫ばれているのが、規模拡大だが、それだけでは限界もあるという例もある。奈良県のある酪農家が規模拡大を進め、欧州の二倍の飼育頭数にまで拡大させた。しかしコストの削減は期待したほど進まないという。いろいろと検証してみると、問題は農協から高額な生産資材を購入していた点にあったという。

 JAグループは、組織、事業を立て直すべく、二段階制へ向け準備を進めている。しかし、現在の経済事業は総じて赤字であるうえに、黒字部門だった信用事業は今や“爆弾”といってもいい状態だ。生産資材を関税化までにどれだけ安く提供できるかどうかについては、疑問点も残る。

 現在大手スーパーではできるだけ安い商品を消費者に提供すべく、流通の簡素化ばかりではく、メーカーの商品開発に対しても厳しい注文をつけ始めている。価格破壊、流通革命と言われているものだが、農業でも専業農家が先頭にたって、独自の調達ルートを確保するなど生産資材の価格破壊が訪れる日もそう遠くないだろう。

関連記事

powered by weblio