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過剰の対策、欠乏の克服

根が伸びる条件、伸びない原因

診断、調査、改良、そして土づくり――土壌に関する様々な取り組みの必要性が言われていますが、その目的は果たして何なのでしょう。それは、根張りを良くすることで作物が水や栄養を吸収しやすくすること、根が作物の体を支えられるようにすることです。土中の微生物と根が上手く共存共栄できるかも重要なポイントではありますが、このような取り組みは、地下部を上手く生育させ、きちんと機能させるために必要なことなのです。

作物の活動を支える根の役割

 診断、調査、改良、そして土づくり――土壌に関する様々な取り組みの必要性が言われていますが、その目的は果たして何なのでしょう。それは、根張りを良くすることで作物が水や栄養を吸収しやすくすること、根が作物の体を支えられるようにすることです。土中の微生物と根が上手く共存共栄できるかも重要なポイントではありますが、このような取り組みは、地下部を上手く生育させ、きちんと機能させるために必要なことなのです。

 生産現場では、収穫後の片付けの時などに根を引き抜いてみて、「この程度の根が本当に重要な働きをしていたのだろうか」と思ってしまうことも、おそらくあるでしょう。作物の地上部には重要な機能を果たす部位がいろいろと見られるだけに、そういった気持ちになるのも当然と言えば当然です。しかし、作物の生育を支えているものは根のほかに見つけることはできません。作物の活動の源になっているのは間違いなく根です。作物を上手く育てようと思うのなら、土の中で活躍する根の活動が上手くいくようにするよりほかありません。

 それが分かっていたとしても、より重要なのは根が上手く伸びる条件、あるいは根が上手く伸びない原因が何かを理解しているかということです。これについては、実際の現場で思ったより根が伸びた場合と、そうではなかった場合を思い出してみると多くのヒントが見つかるはずです。今回は、そうした現場での事例も振り返りながら、根張りについて具体的に解説していきます。

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