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今年の市場相場を読む

サラダ需要を占う洋菜類、サニーレタス、セルリー、サラダナ、ハーブ類

春から夏にかけて、業務用も小売用もいわゆるサラダ野菜類の動きが活発化するシーズンだ。トマト、キュウリの果菜類からレタスが代表する洋野菜がその中心になる。しかし、サラダ需要全体の動きを見るときは、シーズンになれば当たり前に動くこれらの中心品目だけでなく、いわゆるサブ的なサラダ材料がどれだけ動いているかがキーポイントになる。このシーズンには、業務用の動きが全体の相場を作っているが、昨今では景気低迷が業務用需要を直撃している不安材料もある。サラダ用食材の需要動向から、世の不況ぶりを検証し、挽回策を検討したいものだ。

サニーレタス 年間通じ業務用野菜として定着。“韓流”の食べ方で一般に普及を

【概況】

東京市場のサニーレタスは、ここ数年7000t前後の年間入荷量をキープしており、08年には5%程度ながら増加した。むしろ増勢ともいえる状況で、堅調な動きを見せている。入荷増を受けてやや安値推移だが、それでも入荷の増減に相場がついていっていることから見ても、需要は底堅いものがある。レタス類全体からすると8%程度のシェアで、その9割近くが業務用食材という位置付けの洋野菜である。

【背景】

業務用が中心の野菜であるため、その入荷量は年間を通じて判で押したようにコンスタントである。春先の3月と年末12月にやや増えるものの、いわゆるピークはない。小売店においては、売れ筋ではなく品揃え商材という地位にある。産地としては、長野と茨城が全体の7割近いシェアを持っており、福岡や愛知がそれを補完して、年間を通じて過不足なく供給する体制が整っている。ちなみに、同様の供給体制でグリーンリーフが増えている。

【今後の対応】

今や業務用野菜に特化したかのようなサニーレタスは、なかなか一般消費者が手を出さない。業務用でも、焼肉店以外では料理の彩りに使うだけ。しかし、韓国では同じ仲間のサンチュが国民的野菜であるという事実を待つまでもなく、もっと利用価値のある野菜のはずだ。手巻き寿司における海苔のように、なんでも包んで食べる韓国風の食べ方は、仕掛け方いかんでは子どもたちが喜んで受け入れるはず。サニーレタスの普及にも“韓流”を……。

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