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特集

増収こそ稲作経営の王道〜経営者よ、現状に甘んじることなかれ〜



菅野 「農業を好きだからとにかくやるんだ、俺は少々苦労するけど、面白い」。こういったことは新しい作業体系の中でこそ思えるようになったんじゃないでしょうか。夢を持てる時代になったんじゃないでしょうか。農業の未来は明るい、私は心からそう思っていますよ。

編集部 農水省が経営者だった時代は過ぎ、個々の農業経営者が再び時代をリードしていかなければなりません。量と質を二項対立で考えるのではなく、どちらも追うことこそこれからのコメ経営者には欠かせない姿勢だとあらためて思いました。ありがとうございました。

■ 菅野 祥孝氏
スガノ農機!相談役
プロフィール 1933年生まれ。敗戦で旧満州より旧制中学2年で帰国。72年、スガノ農機!の3代目社長に就任。80年、日本のプラウ開発を目指し、茨城県土浦市に進出。2005年、相談役に就任。07年、北海道功労賞を受賞。

<註1>
朝日新聞社から刊行、現在は絶版。「はじめに」には「米作日本一とは、『米の収穫量の向上と卓越せる民間技術の進歩を記する』ことをその目的とした」事業とある。またこの事業がきっかけとなって、農林省に「稲作における土壌と水の特別研究」が組織されたとも。名実共に生産者がコメ作りをリードした時代だった空気が伝わってくる。

<註2>
三井化学(株)(現・三井化学アグロ!)が開発したハイブリット品種。全国平均で12〜13俵前後とれるなど、収量性が高い。大手外食企業も使うなど、食味についても一定の評価がある。
http://www.mitsui-agro.com/mitsuhikari/index.html<

<註3>
1917年、北海道岩見沢市出身。北海道大学農学部卒業後、北海道庁入庁。74年農務部首席専門技術員を務めた後、北農中央会入り。82年、中国・黒竜江省へ水稲栽培の指導者として派遣される。以降全中国に水稲畑苗移植栽培技術の移転に努めた結果、全国の水田43%に普及、それによる増産は米で約1,300万tと試算される。日中両国での表彰多数。2002年没。

<註4>
スガノ農機提供資料『不練レーザー耕法』によると「稲の生育に最も悪い状態にする一つは、代かきのとき必要以上に土を練ってしまうことです。昔から土を練らず田を劣化させない栽培法を不練栽培と言われています」。本誌95年12月号では「新不練栽培の提案」という記事を掲載したので、一読いただきたい。

アンケート


コメ農家のあなたに聞く 増産増益、真剣に考え始めていますか?

戸別所得補償制度が導入されれば、本格的な低米価時代が始まると見る向きが多い。これまでの稲作経営が一変させられる可能性も出てきた。そこでコメ生産者である本誌読者を対象に、ファックスアンケートを行ない、今考えていることを聞いた。

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