記事閲覧
【高橋がなりのアグリの猫】
雑誌名が『農業経営者』だから正解なんでしょうけど……
- 国立ファーム(有) 代表取締役 高橋がなり
- 第32回 2009年11月01日
- この記事をPDFで読む
「和郷園」さんや「さかうえ」さんは実績もありますし、成長する優良企業で農産物生産・流通業界の勝ち組です。お二方に相反して農業に参入して全く結果を出せない負け犬企業の代表格が「国立ファーム」だということは百も承知です。負け犬である今だからこそ言わせてください。今なら負け犬の遠吠えとして聞き流していただけると思いますので。
木内博一さんと坂上隆さんのコラムは面白くありません。お二人の講釈を読んでいると、いかに農業界が産業として遅れているのかが丸見えになってしまいます。ビジネスの基本である足し算引き算を解説しているだけなんです。1+2-1=2だと解説して胸を張っているトップ経営者がいるから農業がカッコ良くならないんですよ。もちろん生産者というビジネスの“いろは”も勉強していない自営業者がたくさんいるという現実が根源なんですけれども。
トップランナーの経営者がITを利用するとか、マーケティングするとかを解説しなければならないほど「農業経営者」の読者は偏差値が低いのでしょうか? そんな初級編よりも、木内氏に伺ったゴボウを短くカットしたらバカ売れした、というような事例のほうが、コロンブスの卵のようで楽しかったです(木内さん、その節はお世話になりました)。
木内博一さんと坂上隆さんのコラムは面白くありません。お二人の講釈を読んでいると、いかに農業界が産業として遅れているのかが丸見えになってしまいます。ビジネスの基本である足し算引き算を解説しているだけなんです。1+2-1=2だと解説して胸を張っているトップ経営者がいるから農業がカッコ良くならないんですよ。もちろん生産者というビジネスの“いろは”も勉強していない自営業者がたくさんいるという現実が根源なんですけれども。
トップランナーの経営者がITを利用するとか、マーケティングするとかを解説しなければならないほど「農業経営者」の読者は偏差値が低いのでしょうか? そんな初級編よりも、木内氏に伺ったゴボウを短くカットしたらバカ売れした、というような事例のほうが、コロンブスの卵のようで楽しかったです(木内さん、その節はお世話になりました)。
会員の方はここからログイン

高橋がなり タカハシガナリ
国立ファーム(有)
代表取締役
1958年生まれ。専門学校卒業後、佐川急便にてドライバーを経験。その後テリー伊藤に見込まれ、「元気が出るTV」などのディレクターを務める。30歳で起業するも、二社の経営に失敗。三度目の正直でアダルトビデオメーカー「ソフト・オン・デマンド株式会社」を設立。10年で100億円企業にまで育て上げて引退する。2006年4月に「青葉株式会社」を立ち上げ、農産物の生産から流通、販売まで一貫して取り扱う「国立ファーム設立準備室」を青葉株式会社内に作る。過去にNTV「マネーの虎」に出演して一躍注目を集めたほか、『サイゾー』『Big tomorrow』『Ray』『R25』『フロム・エー』など多くのメディアに登場。人生を切り拓く独自の哲学が若者のみならず多くの人々の共感を得る。著書に『がなり説法』(インフォバーン)、『がなり流!』(青春出版社)、『社長の遺言』(インフォバーン)などがある。
高橋がなりのアグリの猫
WHAT'S NEW
- 年末年始休業のお知らせ
- (2020/12/17)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2020/08/07)
- 年末年始休業のお知らせ
- (2019/12/12)
- 年末年始休業のお知らせ
- (2018/12/25)
- 展示会に伴う一部業務休業のお知らせ
- (2017/10/04)
