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世界の農業機械・資材トレンド

世界の農業機械・資材トレンド


 ヴァルトラ社製のN型とT型のために開発されたLH社のリンケージ・システムは、2009年の秋から販売を開始した。トラクタ前部のリンケージ装置は、車輪に合わせて、または独立して旋回させられる構造になっている。

 刈り取り作業をする場合、LH社製のリンケージならヒッチは主要なアプリケーションの内部に納まってしまうため、前部の刈取機を持ち上げずに狭い場所や角地でも安全な刈り取り作業が可能になる。それによって無駄な作業や失敗も減る。前部に装着する整地用ブラシや梱包機を使用する際も同様のメリットがある。


オーストラリア 豪州クボタ代表が、全国「聞き取り」ツアー

 クボタトラクタ・オーストラリア(KTA)社の新代表に抜擢されたカワサキ・トシヒコ氏は、全国各地を巡る聞き取り調査の旅に出た。

 8年に及ぶ米国勤務を終えた川崎氏は「農業経営者の皆さんが現場で考えていることからヒントをいただき、それに対応していくことが重要です」と語る。

川崎氏は、現在、日本と米国のみで販売されているクボタ社製のトラクタの中でも最強の機種を、今後12カ月以内にオーストラリアの農業経営者たちも目にすることになるだろうと予告し、さらにこう続けた。
 「オーストラリア国内で小型トラクタの人気がどれだけ高くても、将来は大型機種に大きな商機があると確信しています。毎年1万2000台の販売実績があり、『かなり安定している』オーストラリア国内のトラクタ市場に勇気付けられる」

 このところの産業全体の好調な販売が、さらに続くことを願っているようだ。

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