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加えて、会社は、その事業の発展段階に応じて、新たなお客様を獲得しその課題に応えられる新たな人材を採用し続けなければならない。冒頭で、「想像以上に外部の人は経営者や会社のことを見てくれている」と書いたが、その伝え方もまた磨いていかなければならない。今の会社に必要なお客様や求職者に正確に見てもらうには、今の会社の考え方や仕事の仕方も正確に表現する必要があるということだ。
たとえば企業を表現する有効な手段としてホームページがあるが、先日、私は半年前に作ったばかりの自社のホームページを見ていて、今の会社のステージとその内容が正確にマッチしていないと強く感じた。会社案内も会社のロゴもそうだ。即刻、全面リニューアルを決めた。現在の事業概要の説明を中心にしたホームページから、「理念・仕事・人」とさかうえを3つの要素に整理整頓し、見込み客や求職者、応援してくださる方々が、さかうえをその理解の度合いに応じてさらによく見てくださるような工夫を凝らしているところだ。
これももっとお役に立てる会社になるための手段だ。そのための投資は惜しまない。
限られた人生でどれだけお役に立てることがやりきれるか――それが「自分の夢であり希望」である。
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坂上隆 サカウエタカシ
農業生産法人 株式会社さかうえ
社長
1968年鹿児島県生まれ。24歳で就農。コンビニおでん用ダイコンの契約栽培拡大を通して、98年から生産工程・投資・予算管理の「見える化」に着手。これを進化させたIT活用による工程管理システム開発に数千万円単位で投資し続けている。現在、150haの作付面積で、青汁用ケール、ポテトチップ用ジャガイモ、焼酎用サツマイモなどを生産、提携メーカーへ全量出荷する。「契約数量・品質・納期は完全100%遵守」がポリシー。03年、500馬力のコーンハーベスタ購入に自己資金3000万円を投下し、トウモロコシ事業に参入。コーンサイレージ製造販売とデントコーン受託生産管理を組み合わせた畜産ソリューションを日本で初めて事業化。売上高2億7000万円。08年から食品加工事業に進出。剣道7段。
坂上隆の幸せを見える化する農業ビジネス
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