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「中身のない女」には「中身のない男」が集まる?
話を東京の女性に戻そう。このコラムを書くようになり、私にも多くの女性ファンが現れ、多くは東京の女性だがよりアジアのテイストを感じる。魅力的な方ばかりだが、中にはペンネームを使ったり、職業を偽ったりする危ないおねーちゃんもいるが、君子危うきに近寄らずである。中には、「私とあまりにも違いがあるので勉強になりま~す」なんて訳のわからないことを言う人もいる。確かに東京の女性は環境に適応して強く生きていることは認めるが、自分に正直に生きているかと問えば??? 人はウソをついてはいけない。仮にうまく言っても最後はバレて自分自身に騙されることになる。その様な人は自然と淘汰される。
このことは女性だけではなく、北海道の農業生産者にも当てはまる。我々生産者があるべき姿は自分に正直であることだ。ウソは排除されるとはいえ、その運命に淡い期待を込めない方がいい。いくら神さまをウソ、方便で騙すことができても、作物が騙されることはあり得ない。
ある方から「中身のないチャラチャラした男はキライ」という表現を初めて聞いた。少なくとも北海道では、その様な男を見下すような表現をする女性を、見たことも聞いたこともない。ではなぜこのような発言をするのか。やはり鏡に写した自分を表現しているように思える。つまり自分に清く正しく生きていれば、相手の男をこのような言葉で表すことはない。北海道の女性は明らかに東京の女性よりも男性依存度が低いのではないだろうか。このような発言をする女性は強く生きていそうで、本当は男性の力を必要としているのかもしれない。このような場合、真実を語り、真正面からぶつかってくれば、救いの手を差し伸べる人は出てくるのではないだろうか。
「でも、あまり強く正面からぶつかって来ても痛いので、適度にやらないと共倒れになる」と、ススキノで80HPのトラクターを貢いでもらったホストが意味深く語っていたことを思い出す。
ところで冒頭の女性は誰だって? 私がGM大豆計画を発表した2004年の秋、生協の組合員であるこの女性にも「北海道で大変なことが起きているので、反対の署名活動に協力してください」と言われ、サインしながら「兄がいつもご迷惑をかけ申し訳ございません」と頭を下げた、愛すべき妹である。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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