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今月の数字

香りによる販促効果


20%以上?

 春は、花の香りに敏感になる季節だ。春に咲く花は香りが強いものが多いうえ、嗅覚は湿度が高くなると能力を発揮するためだ。ある研究では相対湿度50%と75%の時はにおいを感じる能力はほとんど変わらないのに対し、25%では能力が低くなったという。東京の冬の相対湿度は100年前には78%あったそうだが、最近は40%前後の日が続く。冬は嗅覚も休眠状態というわけだ。

 においは恐怖のほか、怒り、悲しみ、驚き、喜びといった情動と関係しているという。今年1月2日の「医学の歩み」に掲載された大阪バイオサイエンス研究所の論文によれば、嗅覚に対して人間と共通点の多いネズミには鼻から嗅覚を伝える神経回路が腹側と背側の2回路あり、背側の神経回路が欠けたネズミは普通まったく近づかない強い酸に近づき全身やけどで死んだり、天敵であるネコに警戒感を示さず横に寄り添ったりしている。これまで、においをかいだ後の反応は、学習などで後天的に決められると思われていたが、これら一連の研究結果により、背側の神経回路が嫌悪や恐怖、あるいは母性などの先天的な反応を制御し、腹側の神経回路が環境や学習の影響を受けて可塑的に変化する後天的な反応を制御している可能性が明らかになったのだ。

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