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高橋がなりのアグリの猫

「農夫付き農園の農場主になりませんか?」の付加価値が分かるかな!?


 “国立BBQファーム”がいよいよ3月から始動しました。3年前、農地を買う資格がなく、仕方なく宅地を買って農地にした約440坪を持て余していたんです。1年間の農業研修に行かせた4人の新入社員が戻って来たときのために用意した農地でした。都市農業として付加価値のある施設栽培農業を模索する予定でしたが、全員に逃げられてしまい固定資産税の年100万円を浪費する無駄な資産として残っていました。

 さあ、ここから発想の転換をするチャンスが生まれるんですね。宅地を買わなければ良かった! という発想は僕にはありません。宅地を買って良かった! に無理やり後付けすれば良いだけなんです。「宅地だから土地代や税金が高い」というマイナスと「宅地だから農地以外にも利用できる」というプラスを掛け合わせるのです。

 「僕が自分の農場にしたら楽しいので社長業をしなくなる」「社員に生産させても、指導できる人材がいないので利益を出せない」「ならば、素人に農地として貸そう」「農地として貸したら税金代も出ない」「ならば、アパートを建てるか?」「それじゃ、国立ファームを創った意味がないだろ!」「そうか、どこにでもある農地をレンタルするから第一次産業の匂いがして、買い叩かれるんだな。第三次産業であるサービス業にして農地が付加価値として付いてくるというニュアンスの商品にすれば、固定資産税を払っても利益が出るかもしれないぞ!」となった訳です。

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