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高橋がなりのアグリの猫

「農夫付き農園の農場主になりませんか?」の付加価値が分かるかな!?



 キャッチフレーズは「野菜作りだけじゃ面白くない!自分の畑で収穫したての野菜を使ってバーベキューパーティを開きませんか?」となり、「農夫付き農園の農園主募集!  国立BBQファーム」という告知を農家の台所とホームページで打ち出しました。

 利用料は6坪の占有畑で基本料金が月額1万円です。それにオプションとして、農夫に任せっきり料金が月額3000円、専用駐車場代が月額3000円、バーベキュー場の貸し切り料金が1日5000円、薪代が一束500円、自由区画用の種・苗代など追加料金を含めると一区画のお客様で年間平均利用額は20万円弱、30区画で600万円弱を想定しています。

 ファーム最大の特徴は、農夫を務める国立ファームの社員が、農場主に対して気持ち良いサービスをすることが業務であるということを理解していることです。当然、栽培方法などを指導する業務も含まれていますが、それは先生としてではなくインストラクターというサービス要員としての仕事になります。ちょうどタイミング良くTVディレクター出身でワタミファームさんに4年いた人材が入ってきてくれたので、ベストな農夫を確保できました。

 レンタル農園歴の長い自分が一番こだわったことは、農園主に義務感を持たせないことです。土いじりや野菜作りは、行きたい時に行けば楽しいことですが、行きたくない時に“行かなければ……”と考えただけで単なる重労働になってしまいます。

 今日やらなければならない作業があるけれど、行きたくない場合は、お願いするのではなく、農夫に指示を出せば済むような環境を創り上げれば多くの人々が参加しやすくなりますし、長続きするのではないでしょうか。農作業に興味のある皆さん全員に一律の作業を与えるのではなく、0から10までの作業量の中から好きな作業量を自由に選べれば、より多くの人々に農に触れ合っていただけるのです。

 初回10区画の募集に、20組以上の応募があり、選考で13組15区画が埋まりました。初代農園主様のご意見・ご要望をうかがいながら、施設やシステムを改良します。完成したら、また報告させていただきます。

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