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木内博一の和のマネジメントと郷の精神

「キレイな国づくり」と「治安の確保」


 こうした層が社会に一定割合増えた時、どこの世界でも治安が目に見えて悪くなっていくのは明らかだ。

 では、農業の事業者として、彼のヒューマンライフにどう貢献できるか真摯に考えてみる。彼の将来への不安定性の根源は何かといえば、可処分所得がない、かつ、給与が上がらない、そして、住居が持てないの「3つのない」だ。

 そんな彼らに、都会から1時間の距離にある和郷園の農村風景を感じてもらい、休日に農作業を手伝うことで新たな目線から都市と農村を融合したライフスタイルの構築を目指してもらいたい。彼らの生産物を和郷園が購入することも考えられる。また、職業的に考えると都市主業と農村兼業を組み合わせたライフスタイルが新しい価値観の創造につながるだろう。そんな方向を目指す考えもあり、和郷園では農園を500区画ほど整備している。ものづくりは人づくりへ、基本的な農業の精神で今新たに取り組んでみたい。

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