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人生・農業リセット再出発

モテ人間25カ条


 マタギとはアイヌ語で猟師のこと。マタギたちは野草からブシ毒を作り、毒矢で熊や鹿どころか鯨まで狩猟していたと明治の文献に残っている。『竹取物語』では、かぐや姫が帝に贈った不老不死の秘薬とともに大勢の武士が天に一番近い山頂に向かい、その不死が富士になった、とのくだりがある。かぐや姫の秘薬には、猛毒でありながらも微量を使うことで薬効を発揮する成分が含まれていた。その毒をブシという。ブシとは附子(ブスまたはブシ)と書く。

 トリカブトは可憐な花を咲かせる多年草で、湿気の多い谷などに自生する。花の形が鶏のトサカに似ているからそう呼ばれ、英語でも“修道士の頭巾”といわれる。塊根に含まれる附子には、保険金目当ての連続殺人でも使われた猛毒があり、四谷怪談のお岩が呑まされた毒も、韓国ドラマ「チャングムの誓い」で毒殺に使われた「附子湯」もそうである。まず顔面の神経を麻痺させるため、意思表示もできなくなる。だから、まったくの無表情になった無愛想な面相を、附子毒がまわった状態の「ブス」というようになった。

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