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農業会計ソフト

税務申告の省力化プラス経営改善のメリット

農業でのパソコン活用で最も利用されている分野が税務申告のための簿記記帳だ。パソコンを使用することで、飛躍的な省力化が図れることがその理由となっている。もちろん、パソコンで簿記記帳を行っていくためには、そのためのソフトウェアが必要になる。今回は、簿記記帳のためのソフトウェア、農業簿記ソフトを紹介しよう。
農業簿記ソフトの現状


 農業でのパソコン利用の中で最もよく使われているソフトウェアが農業簿記ソフトであることから、農業簿記ソフトは様々な開発のされ方で農家に提供されている。

 最も多くの農家で使われている農業簿記ソフトは、普通にパソコンショップなどで購入できるソフトメーカーによって開発され、商品化された市販ソフトウェア。注文により開発されたソフトと違いパッケージ化されているのでパッケージソフトとも呼ばれている。

 一方市販ソフトに対して、地域で使用することを前提に、県の試験場などで作られたソフトや県の農業団体が作ったソフトなどがこのほかにある。簿記記帳の指導ツールの一つとして、使われることが多い。

 これら、農業団体などによる開発ソフトは、開発に多くの費用がかけられないことや、バージョンアップによるソフトの改訂を行っていくことが難しい。またサポートを専門的に行っていくことが人的にもコスト的にも簡単でないことから、最近は農業団体等でも、市販ソフトを使ってパソコン簿記講習を行うことが多くなってきている。

 現在市販ソフトとして、流通している農業簿記ソフトは、表のように今年発行された農業ソフトウェアブック(発行・楽游書房 (株)農林統計協会内 03-3492-8200)によると一〇種のソフトがある。

 どの開発会社でも、農業ソフトシリーズの基本と位置づけ、工夫を凝らしている。

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