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それにしても、英国という国はすごい。アヘン戦争で多くの中国人を麻薬中毒にさせ、中国との武力戦争に勝ち、99年間統治して、当時、そして現在においても中国国内では英国批判がほとんど存在しないのだから、本当に魅力のあるジョン・ブル魂を持った国家なのだろう。ちなみにアグネスの『ひなげしの花』はアヘンが作れる種類と同じケシ科だそうだ。何かを意図するのか、単なる偶然なのか。
そんなことを踏まえて、こんな提案をしたい。景気が冷え込む北海道ではあるが、南半球のオーストラリアからニセコに年間5万人のスキーヤーが来て、中には住宅を建てる者もいる。おっ、ピーンと来た方もいるでしょう。一番景気の悪い夕張をオーストラリアに99年間貸すと言うのはどうだろうか。そこで生まれた住民はオーストラリア国籍が取れるとなれば、貞操観念の高い大和撫子のおねーちゃんでも腰を振ってたくさんやってくることは間違いない。はずなのに、残念ながら、そんなことも考えられないのが、富を求めない左翼の北海道民である。
それにしても本当に情けない。今でも言われる30万を超す現地の住民が日本兵によって虐殺されたと主張され続けている。しかし数週間と言う期間で30万人よりも少ない住民をどうやって殺し、誰が埋葬し、どこに埋葬したのかが判明していないのに、中国メディアでは「小国、小日本人」である。つまり同じ占領されるのだったら、欧米諸国の方がましだと考えると、私と同じように金髪・ブルーアイ好きなのだろう。なるほど、同類の気持ちは分からんでもない。将来、日本人の外見が金髪・ブルーアイになれば、将来面白い歴史を作れるかもしれない。
見上げれば何も見えず振り向けば誰もいない?
ところでメディアが言う様に中国が本当に素晴らしいならば、なぜ中国に住む中国人の個人名が登場しないのか。
私は高校2年から米国に行き来して34年になる。そして毎年、普通に家庭に泊まらせてくれる多くの現地の友人がいるが、なぜか中国大陸ファンの日本人の会話に一般家庭の話が出てこない。話はくどくなるが、領土、主権、国民があって初めて国としての存在が認められ、国際社会でデビューできるものと認識している。ところがTVや新聞を見ても一般家庭の王さん、張さんの話は全く出てこないのは変だ。国家、上海万博、中華料理としての中国ばかりが出てくるばかりである。
果たして中国大陸ファンの方々はどのくらい現地の中国人と個人的にお付き合いをされているのか。個人と個人のつながりがあって初めて地域、そして、組織、国家同士の信頼関係が存在する、と私は北海道の小学校で教育を受けたつもりだが、最近の子供たちは嫌米主義、大陸左翼義務教育のおかげで国家の信頼度に対する趣味・嗜好は変わってきたのか。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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