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坂上隆の幸せを見える化する農業ビジネス

家庭教師を使ってみよう


 私には14人の家庭教師がついている。日々の経営で「わからない」ことがあれば、どの家庭教師に聞けばいいかすぐその顔が思い浮かぶ。

 コーチングの先生Sさん、システム開発のAさん、マーケティング・コンサルのKさん、工場のプラント設計専門のAさん、事業計画コンサルのUさん、面接・採用経験豊富なEさん、会社の経営指針づくりに長けたTさん、東京にいるウェブ・コンサルのAさん、国内外の農業情勢分析に通じたKさん、特許など知財の専門家Aさんの10人の外部専門家。そして、弁護士のSさん、税理士のHさん、社会保険労務士Iさん、中小企業診断士Iさんの4人の士業の先生達だ。

 こうした外部の専門家や先生のことを私は、自分の中で「家庭教師」と呼んでいる。私は受験勉強する生徒と同じ立場で、待っていれば、先生は定期的に家(会社)まで来てくださる。ただ、いくら先生が素晴らしくても、経営という試験問題を解くのはあくまで生徒(経営者)だ。依存してはいけない。また、お支払いする料金が高いからといって、必ずしも成績がよくなるとは限らない。これも、家庭教師と同じだ。

 生徒と同じく、問題を解決したい意思さえあれば、経営者にとって家庭教師ほど効率的で、力強い味方はない。

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