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私には14人の家庭教師がついている。日々の経営で「わからない」ことがあれば、どの家庭教師に聞けばいいかすぐその顔が思い浮かぶ。
コーチングの先生Sさん、システム開発のAさん、マーケティング・コンサルのKさん、工場のプラント設計専門のAさん、事業計画コンサルのUさん、面接・採用経験豊富なEさん、会社の経営指針づくりに長けたTさん、東京にいるウェブ・コンサルのAさん、国内外の農業情勢分析に通じたKさん、特許など知財の専門家Aさんの10人の外部専門家。そして、弁護士のSさん、税理士のHさん、社会保険労務士Iさん、中小企業診断士Iさんの4人の士業の先生達だ。
こうした外部の専門家や先生のことを私は、自分の中で「家庭教師」と呼んでいる。私は受験勉強する生徒と同じ立場で、待っていれば、先生は定期的に家(会社)まで来てくださる。ただ、いくら先生が素晴らしくても、経営という試験問題を解くのはあくまで生徒(経営者)だ。依存してはいけない。また、お支払いする料金が高いからといって、必ずしも成績がよくなるとは限らない。これも、家庭教師と同じだ。
生徒と同じく、問題を解決したい意思さえあれば、経営者にとって家庭教師ほど効率的で、力強い味方はない。
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坂上隆 サカウエタカシ
農業生産法人 株式会社さかうえ
社長
1968年鹿児島県生まれ。24歳で就農。コンビニおでん用ダイコンの契約栽培拡大を通して、98年から生産工程・投資・予算管理の「見える化」に着手。これを進化させたIT活用による工程管理システム開発に数千万円単位で投資し続けている。現在、150haの作付面積で、青汁用ケール、ポテトチップ用ジャガイモ、焼酎用サツマイモなどを生産、提携メーカーへ全量出荷する。「契約数量・品質・納期は完全100%遵守」がポリシー。03年、500馬力のコーンハーベスタ購入に自己資金3000万円を投下し、トウモロコシ事業に参入。コーンサイレージ製造販売とデントコーン受託生産管理を組み合わせた畜産ソリューションを日本で初めて事業化。売上高2億7000万円。08年から食品加工事業に進出。剣道7段。
坂上隆の幸せを見える化する農業ビジネス
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