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フィンランド 新しい小型コンバインの需要
1957年からコンバインを製造販売をしているサンポ・ロゼンリュ社は、フィンランドの国内市場の50%以上を占有している。一方、海外でのシェアはこれまで拡大しようとしても、なかなか思うように伸びなかった。ところが最近この状況が一変している。国内市場では相変わらず圧倒的に優位でありながら、同社製品の約70%は外国に輸出されているのだ。輸出事業はいつの間にか、同社の損益に大きく影響するものとなっている。
例えば英国のような、大型コンバインが当りまえの国から問い合わせが来ると、同社のビジネスチャンスだ。もっとも同社が得意とするのは小型コンバイン。例えば同社のベストセラー製品のヘッダ部分の幅は4.2mしかない。それではなぜ英国から問い合わせが来るのかというと、小型で、安価で、きめ細やかなサービスが受けられるハーベスタを探している、どちらかというと小規模の穀物生産者が、条件に合った良質の中古機械を見つけるのが、どんどん難しくなっているからなのだ。
それからめぐりめぐって、ヘッダ部分の幅が3mの最小モデルから始まるサンポ社製2000型シリーズが注目されている。現在、同社は取り扱いディーラーを探しているほどだ。
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