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【独断注目商品REVIEW】
手おろし風味に瞬時におろす
- 編集部
- 2010年08月31日
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大根おろし機 DX-660
天候不順で全国的に野菜の価格が上昇している今、改めて規格外野菜が見直されている。
和郷園をはじめとした大規模な農業法人では既に、規格外野菜を自社でカット加工して商品化しているところも多いが、一般のスーパーや八百屋の店頭に規格外野菜が未加工で並ぶことはあまりない。しかし、ネット販売などで規格外野菜を購入している人の間では「どうせ食べるときは切るのだから」や「同じ味なら安いほうがありがたい」といった声も多く、規格外野菜が今後も有望な市場であることは間違いなさそうだ。
一方、外食チェーンでは、機械化で野菜の下処理にかかっていた時間と人件費を抑制してコストメリットを追求するとともに、品質の確保にもその有効性を見出している。調理技術の未熟な働き手でもバラツキなく均一な品質を担保できる機械は、経営的には強力な味方となり得る。
しかし、本誌連載「脳業発想力」の浅野悦男氏も言うように「野菜は切った瞬間からまずくなる」。特に大根おろしは、おろしてしばらくすると変色し、味も風味も格段に落ちることから、短時間で大量におろす機械化は、ビジネスベースとしての実現は難しいと考えられてきた。
そんな中、これまでも多彩なカットマシンを手掛けてきたドリマックスでは、回転式ドラム構造による遠心力で瞬時に、しかも少量から大量まで自在におろす各種の機械を開発した。
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