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世界の農業機械・資材トレンド

オランダ、オーストラリア、フィンランド、米国、南アフリカ

オランダのリサ・フューエル・システムズ社はLPG(液化天然ガス)を使うトラクタ用エンジンのパイロット・プロジェクトを進めている。このほどプロジェクトの委託先としてクラークマン社を決めた。同社はゾイド・ストビームステル村を拠点として、ジョンディア社製品を取り扱っている。

オランダ LPG利用のディーゼル

 オランダのリサ・フューエル・システムズ社はLPG(液化天然ガス)を使うトラクタ用エンジンのパイロット・プロジェクトを進めている。このほどプロジェクトの委託先としてクラークマン社を決めた。同社はゾイド・ストビームステル村を拠点として、ジョンディア社製品を取り扱っている。

 LPGがディーゼルの燃焼効率を上げて大気汚染を減らすことは、既にトラック業界では常識。オーストラリアでは実用化も進んでいる。安価なLPGを利用することでコスト全体の低減が可能となる。

 新しいシステムでは、燃料がターボ・チャージャーに注入される前に酸素と混合して、燃焼効率を最高限に引き上げる。リサ社とクラークマン社は、今回、固定式の据え置き型タンクではなく移動式タンクを採用している。これでトラクタを住宅地に入れる手間がなくなり、農場の納屋でLPGを補給できるようになった。

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