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特集

夢を実現する一歩を踏み出そう! A-1グランプリ2011への道



●そのビジネスプランの目的を明確にする

 ビジネスプランを作る際に最低限抑えたいポイントは、そのプランの目的を明確にすること。具体的には、(1)誰に(2)何を伝え(3)どう感じてもらい(4)何をしてもらうかその結果として、(5)自分がどうなりたいか、この5点を事前に明確する(図1)。


(1)誰に

 ビジネスプランの外部効果について先述したように、ビジネスプランとはコミュニケーションのツールである。自分の言いたいことを書くだけではコミュニケーションは成立しない。まずは、主たるオーディエンス(意思決定者)が誰なのかを想定する。聞き手が変われば、当然作成する資料の内容も変わる(図2)。A-1グランプリであれば、選考委員、会場に来ている農業者、メディア、出資者などが想定される。


(2)何を伝え

 伝えるべきメッセージは、主たるオーディエンスを想定して作成する。自身の夢や理想、収益性、農業界に対するインパクトなど同じ事業の説明でも、どこに主点を置くかにより説明の仕方も変わってくる。


(3)どう感じてもらい

 事業を説明するだけでは、単なる自己満足に終わってしまう。出資を募るのであれば、その事業が儲かると感じてもらい、仲間を募るのであれば、自身の夢に共感してもらう必要がある。A-1グランプリでは、農業界が変わっていくという期待を感じてもらうことも必要でないか。


(4)何をしてもらうか

 素晴らしい事業と感じてもらっても、想定したオーディエンスが何をしてあげればいいのかわからなければ、協力のしようがない。具体的に資金的な協力が必要なのか、A-1グランプリであれば、事業の将来性を評価してもらうことが必要なのか。グランプリの評価基準も想定した上での資料作りが求められる。


(5)自分がどうなりたいか

 一番大事な部分は、自分の事業をどのように変えていくかである。資金を調達することで、事業化を進めたいのか、より多くの人に自分の事業を知ってもらいたいのか、グランプリ受賞によって、事業の信用性を高めたいのかなどといった、ビジネスプラン作りによって得たい効果を想定する必要がある。


●資料作りのポイント

(1)最低限含むべき内容

 事業評価をするにあたり、最低限含むべき内容としては、自己紹介、事業の概略、想定される収益性、今後の具体的展望などが考えられる。まず事業を行なおうとしている人の経歴や実績などは事業の実現可能性につながるし、今後の展望を示すことで、何が必要になり、何が足りないかも見えてくる。もちろん、構想段階では変動要素が多く流動的ではあるが、現段階で見える将来を示さなければ、評価のしようがない。

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