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特集

夢を実現する一歩を踏み出そう! A-1グランプリ2011への道



(2)ストーリーを作成する

 コミュニケーションをする上で、どのような話の流れで伝えれば、より理解しやすいかを考える。まずは伝えたい内容のタイトルを箇条書きにして、話の流れを作る。その上で、各タイトルに即した資料を作成していく。


(3)ワンチャート・ワンメッセージ

 多くのことを伝えたいからといって、一つの資料に多くのことを詰め込みすぎると、何が言いたいのかがぶれてしまう。一枚の資料につき、言いたいことを一言で言えるようにする。特にA-1グランプリのような短時間でのプレゼンにおいては、誰にでも解るシンプルな資料作りを心がける。資料の見栄えや量には何の価値もない。


●最後にひとこと

 以上、ビジネスプラン作りのポイントを解説したが、最終的にオーディエンスが評価するのは、プランを作成したその人自身である。資料の出来や、構成以上に、自分がその事業にどれだけの情熱や愛着を持っているかを感じてもらうことも重要だ。これは、書類では表現しきれない部分であり、自分のプランを誰よりも自身で信じることが求められるのではないだろうか。


STEP03 私たちは出場者の“ここ”に注目している

前回のA-1グランプリでは、初めて事業計画書を書いた参加者も多かった。事業計画書はどう書けばいいのか、どのようなことに注意したらいいのか。日常的に多くの事業計画書を見ている某金融機関の融資担当者に、ズバリ何がが評価されるのか覆面インタビューを試みた。

 私たちが顧客の事業計画書を手にとって、まず最初に見るのは実現可能性。継続的に利益を出せるビジネスかどうか、つまり儲かるための「数字」を見る。この売上目標は本当に達成できるか? コストはもっと下げられるか? 固定費は変動費にならないか? などである。

 ビジネスプランコンテストのような場で、まったく知らない人の事業計画書を見るのなら、もっと「?」をたくさん浮かべて見る。実現可能性のなかでも、もっと根本的な「そもそも、この事業は本当に成立するのか?」ということに慎重になる。そして事業の将来性、マーケットや業界の動向について、経営者はどう考えているのか具体的なビジョンも聞いておきたい。

 もちろん事業計画書だけで融資が決まるわけではなく、いずれは経営者と融資担当者の一対一の話し合いになる。そうなってきたら、その経営者が信用に値するのかという人間的な部分をよく見る。いちばん大切なのは共感できるかどうかだろう。共感できない経営者には貸さない。人間性を知る王道はない。何回も会って話をするしかないようだ。

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