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【独断注目商品REVIEW】
青果物の呼吸を調整する高機能鮮度保持フィルム
- 編集部
- 2010年10月29日
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包装資材 オーラパックSH
様々な農業資材が時代の最新技術を取り入れる中、青果物を包装するフィルムも、目に見えない日進月歩を遂げている。何の変哲もないように思える袋でも、青果物を美しく見せ、鮮度をより長く維持するための特殊加工が施されている。
たとえばだだちゃ豆のような地方独自の枝豆が全国に知られるようになった背景には、流通網の発達だけでなく、MA包装の普及がある。従来のネット包装では、消費者に届く前に味も香りも劣化が進んだが、MA包装はより長期間の鮮度維持を可能にした。微孔を通して酸素や二酸化炭素を通気させることで、品質を維持すると同時に青果物の呼吸を助けているのである。
ただ、こうした有孔資材は、密封状態でしか満足な鮮度維持効果を得られず、コストも高い欠点があった。一般的な防曇フィルムの3倍もする価格では、結果的に消費者の負担を大きくすることになってしまう。
一方で、各地の直売所では一般的なビニール袋に無造作に野菜が詰め込まれ、内側に水滴がついていたり、野菜が腐敗しやすい状態になっているケースも少なくない。
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