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木内博一の和のマネジメントと郷の精神

初公開! 和郷グループの金融戦略と哲学


 和郷傘下の専門企業には、(株)OTENTO、(株)和、(株)郷のほか、香港と上海に現地法人がある。OTENTOはマーチャンダイジング事業、和はアミューズメントパークの企画・運営事業、郷は温泉事業とレストラン、といった専門的なサービス事業やプロデュース事業だ。ここでは、各分野を得意とするパートナーに積極的に資本参加、事業参画してもらう。内部留保や利益配分、新規投資も、パートナー間で合意して行なうことで、成長機会を最大限活用することができるのだ。

 和郷園の農家もこうした新規事業に積極的に参画し、応分の成長を図ることができる。ただし、この「半上場」の仕組みの中では農家自らが金融リスクを負うことはない。

 傍からみれば、多角化、規模拡大の経営に邁進しているようであるが、そうではない。資本主義の世界の中で、家族経営の農場が持続するためにはここまで用意周到に進めなければならない、というだけだ。

 肝心なのは、実は、仕組み自体でもない。グループの歴史の中でどういう考え方をして、どういう風に成長してきたのか。そのスピリッツ、哲学を継承していくことにある。今回のテーマである金融を含め、培った経営哲学や手法が世の中の信用を醸成し、結果的に次の成長機会につながるのである。

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