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2010年のユーキャン新語・流行語大賞は「ゲゲゲの」。漫画家水木しげるの妻、武良布枝による自伝『ゲゲゲの女房』がNHK朝の連続ドラマとなり評判を呼んだ。本作品の視聴率は、初回こそ過去最低だったものの、その後は上昇。平均視聴率は関東地区で18.6%となり、ここ数年の低迷を打ち破った。
とはいえ、歴代の視聴率は長期低落傾向にある。1983年度の「おしん」は52.6%をたたき出し、その前後も40%前後を推移していたが、バブル崩壊後の1993年に33.3%を記録して以降、ずっと30%未満で低落している。興味深いことに、巨人戦ナイターのテレビ視聴率も同じ傾向を示している。巨人戦ナイターは1983年の27.1%をピークに1991年には17.1%に落ち込み、2010年には日本テレビの地上波放映9試合で8.2%まで低下した。おまけにナイター中継を見るのは50代男性が多く、「クラスで野球を観ている子供は1人いるかどうか」だ。子供の好きな「巨人・大鵬・卵焼き」が流行語になった1961年とは隔世の感がある。
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松田恭子 マツダキョウコ
(株)結アソシエイト
代表取締役
日本能率協会総合研究所で公共系地域計画コンサルタントとして10年間勤務後、東京農業大学国際食糧情報学科助手を経て農業コンサルタントとして独立。実需者と生産者の連携の仕組みづくりや産地ブランド戦略を支援している。日本政策金融公庫農業経営上級アドバイザー試験合格者。(株)結アソシエイト代表取締役。
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