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今月の数字

20〜39歳女性で女子会をしたことがある割合


88.8%

 2010年のユーキャン新語・流行語大賞は「ゲゲゲの」。漫画家水木しげるの妻、武良布枝による自伝『ゲゲゲの女房』がNHK朝の連続ドラマとなり評判を呼んだ。本作品の視聴率は、初回こそ過去最低だったものの、その後は上昇。平均視聴率は関東地区で18.6%となり、ここ数年の低迷を打ち破った。

 とはいえ、歴代の視聴率は長期低落傾向にある。1983年度の「おしん」は52.6%をたたき出し、その前後も40%前後を推移していたが、バブル崩壊後の1993年に33.3%を記録して以降、ずっと30%未満で低落している。興味深いことに、巨人戦ナイターのテレビ視聴率も同じ傾向を示している。巨人戦ナイターは1983年の27.1%をピークに1991年には17.1%に落ち込み、2010年には日本テレビの地上波放映9試合で8.2%まで低下した。おまけにナイター中継を見るのは50代男性が多く、「クラスで野球を観ている子供は1人いるかどうか」だ。子供の好きな「巨人・大鵬・卵焼き」が流行語になった1961年とは隔世の感がある。

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