ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

木内博一の和のマネジメントと郷の精神

総務の強みを発揮できていますか



社長をけん制する役割

 総務が外部に触れると、どんな変化が得られるのか。

 まず、社内で関わる異分野の人について、各自の行動や考え方をより理解できるようになるだろう。何をしたいのか、どう考えているのかが伝われば、より潤滑油として務まるのである。

 もう一つは、私が見つけられないことにも気づいて会社にフィードバックしてくれることである。私もいろいろな出会いから、新たな発想につながる気づきを得てきた。しかし、普段外に出ることが少ないがゆえに、一個一個のどんな小さな出会いにも新しい知恵やヒントが見つかるのだ。

 最近は、積極的に総務のメンバーを外部の会合に連れ出したり、視察旅行に送り出したりする。外で見てきたことを遠まわしにでも口に出して、会社の中で実現したいという彼らの思いが会社の財産になる。

 こういう過程を経て、社内の合意形成ができるようになってもらいたい。営業の推しが強い、社長が次から次へとアイディアを持ち込んでくるという場合には、総務の立場から意見を出してけん制役も果たす。こういった総務の強みが発揮されるようになれば、経営の推進力になり、会社の成長が期待できるのだ。



※※※
和郷園に菅首相が視察に来た!

 2010年12月4日、和郷園に菅直人首相が訪れた。向後副代表のトマト栽培ハウス、冷凍工場、バイオマスプラントを視察された。

 貸し農園THE FARMに場所を移して行われた座談会では、我われが普段現場で感じていることを素直に述べた。提言した内容は、大きく分けて次の4つのポイントである。


(1)農業政策の分類

北海道から沖縄までの生産事業体が気候や風土の違う中で一緒くたになっている。これからの農政は、強い農業を作るエリアと中山間地のような生産条件が不利なエリアを丁寧にいくつかに分けて政策を考えるべきではないか。

(2)農地の集積

強い農業の実現、産業化および農村における雇用の受け皿になるための足かせになっているのは、農地集積の問題である。解決するためには農地の集積を促すような政策が必要ではないか。

(3)経営教育

農業者が農業経営者に生まれ変わるための教育を国として従事する、強くするという方針をもう少ししっかりやった方がいいのではないか。地域プロデューサー、または産業プロデューサーのような経営感覚を持った農業者を育成するための専門的な教育機関が必要なのではないか。

(4)雇用

今の農業では、産業的な経済基盤としては弱い。けれど、農業および農業者が地域の雇用を吸収しなければいけないのであれば、時限立法などの暫定的な期間を置いて雇用政策に知恵を絞ってほしい。

関連記事

powered by weblio