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独断注目商品REVIEW

球根対応ひっぱりくん 平畦の浅植えに対応

1993年4月の発売以来、累計販売台数が1万台を超えた大人気定植機『ひっぱりくん』。商品名で検索するとネギを中心としたプロ農家たちのブログがたくさん出てくるが、「単純な構造なのにデキル」や「超早い」「とにかくラク!」などなど、ユーザーの評判も上々だ。ハンドルを人力でひっぱるだけで、溝切り、植え付け、土寄せ、鎮圧までができるという作業性はもとより、単純な構造だからこそ壊れにくいという頑丈さもウケている。

球根植え付け機 HP―12H

 1993年4月の発売以来、累計販売台数が1万台を超えた大人気定植機『ひっぱりくん』。商品名で検索するとネギを中心としたプロ農家たちのブログがたくさん出てくるが、「単純な構造なのにデキル」や「超早い」「とにかくラク!」などなど、ユーザーの評判も上々だ。

 ハンドルを人力でひっぱるだけで、溝切り、植え付け、土寄せ、鎮圧までができるという作業性はもとより、単純な構造だからこそ壊れにくいという頑丈さもウケている。

 そんな『ひっぱりくん』に、新たにワケギを中心対象とした球根対応バージョンが現れた。

 ワケギの日本最大の産地は広島県で、作付面積は1000hA、年間生産量4000トン。500人超が作付けしているが、その多くが3~5Aの小規模栽培で植え付けは手作業中心のため、作業の簡易な機械化が求められていた。事業規模を考えると大型で高価なものは敬遠されがち。そこで、安くて簡単と白羽の矢が立ったのが『ひっぱりくん』。ワケギ農家の声を受けて、広島総研農業技術センターと日本甜菜製糖(株)が共同開発を行なってきた。

 基本性能はほぼ同じだが、従来機が育苗してから植え付けるのに対し、HP―12Hは球根の状態のまま植え付けるのが最大の特徴。

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