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世界の農業機械・資材トレンド

オーストラリア、米国、南アフリカ、オランダ


 同社は今年のシーズン終了までにサトウキビ用ハーベスタ3520型を南アフリカの市場に投入したいとと考えだ。現在、サトウキビの収穫作業の機械化率は5%にも満たない。


オランダ 深く掘るならイマンツ


 ロイゼル市で開催されたATH展示会に、オランダのイマンツ社は特製の深耕ロータリを出品した。

 この深耕ロータリはオルデブローク市出身のコントラクターのヴァン・バーベン氏の依頼で製作されたもの。同氏は表層の重い土壌と下層の砂まじりの軽い土が混ざるオランダのポルダー(干拓地)で、農地を深耕するコントラクターを10年以上している。これまでは南アフリカ・カメコ社製のトラクタを2台から3台使って、特注の巨大プラウを引っ張っていた。それが2011年7月にこの深耕ロータリを導入し、作業は大いに楽になった。

 これからフェント社製936型トラクタも導入する予定で、これで鬼に金棒だ。フェント社製936型トラクタとイマンツ社のこの深耕ロータリの組み合わせで、幅3m、深さ135cmの土を掘り起こすことができる。

 イマンツ社はもともとプラウのメーカーだったが、80年代にロータリを製造するようになり、今年は創立125周年を迎える。同社は、この深耕ロータリの販売価格を10万ユーロ(約1100万円)に設定する予定。“ヴァン・バーレン仕様”深耕ロータリに期待をかけている。

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