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【高橋がなりのアグリの猫】
野菜を売るために、果物にも米にも、そして肉にも力を入れます!
- 国立ファーム(有) 代表取締役 高橋がなり
- 第48回 2011年02月28日
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野菜のためのレストラン「農家の台所」を筆頭に八百屋も惣菜屋も野菜にこだわった運営をして行き詰まってきました。まあ、簡単に言うと売上が伸びないのです。レストランが一番分かりやすいのですが、女性比率80%超が減らないんです。女性が外食をする際に女性だけで食事する回数と男性と食事する回数を比較すると、圧倒的に男性と食事する回数が多いと思います。さらには1回に使う金額も男性との方が当然多いことでしょう。ということは、回数は少ない&お金を使わないという非常に不利な戦いを農家の台所は強いられているということになります。なぜ男性が来てくれないかは明白です。野菜だけを強制的に食わされるレストランと認知されているところに男性の触手が動かないということでしょう。
僕は、野菜作りに興味を持ち、野菜に品種や栽培法などによって優劣があることに気付きました。しかし野菜の違いとして認知されていることは、普通の野菜と有機栽培された野菜の二極化だけです。ブランド化されていない最後の手工品“野菜”をブランディングするために農家の台所を出店し続けています。しかし継続しなければどんな正義も意味がなくなってしまいます。
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高橋がなり タカハシガナリ
国立ファーム(有)
代表取締役
1958年生まれ。専門学校卒業後、佐川急便にてドライバーを経験。その後テリー伊藤に見込まれ、「元気が出るTV」などのディレクターを務める。30歳で起業するも、二社の経営に失敗。三度目の正直でアダルトビデオメーカー「ソフト・オン・デマンド株式会社」を設立。10年で100億円企業にまで育て上げて引退する。2006年4月に「青葉株式会社」を立ち上げ、農産物の生産から流通、販売まで一貫して取り扱う「国立ファーム設立準備室」を青葉株式会社内に作る。過去にNTV「マネーの虎」に出演して一躍注目を集めたほか、『サイゾー』『Big tomorrow』『Ray』『R25』『フロム・エー』など多くのメディアに登場。人生を切り拓く独自の哲学が若者のみならず多くの人々の共感を得る。著書に『がなり説法』(インフォバーン)、『がなり流!』(青春出版社)、『社長の遺言』(インフォバーン)などがある。
高橋がなりのアグリの猫
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