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【高橋がなりのアグリの猫】
選抜チーム“オール関西”が世界の農業を面白くする!
- 国立ファーム(有) 代表取締役 高橋がなり
- 第50回 2011年06月16日
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野球やサッカーなどのスポーツ選手はオールジャパンの一員になることが一つの希望でしょう。そしてそのオールジャパンが世界で活躍するとスター選手が生まれ、ファンという消費者が増えることで、その業界全体の売上が増加します。さらにはそのスポーツを志す少年・少女が増えることで将来のスター選手が生まれる可能性が増加するのです。
今の農業にとっては夢のような産業ですが、例えばサッカーと農業に共通点があるのではないでしょうか。篤農家というライバルよりもより良いプレーをしたいと願っている選手は世界中にいます。農産物は世界中に流通することが可能です。農産物は選手の努力と才能によって優劣が付きます。ファンという消費者はその優劣によって喜びも悲しみも感動も得ることができる。そうなんです! マッチプレーするプロモーターや公平なルールと公平な競争ができるフィールドを提供できる協会が生まれれば、農業もサッカーに負けない、いやそれ以上の産業になることができて、世界的なスター選手も産み出すことができるのです!
いきなり大風呂敷を広げてしまいましたが、「千里の道も一歩から」。まずは地道に地域リーグを創り上げることから始めましょう。
3年前に大阪・梅田の百貨店さんから「農家の台所」を4年後に開業するレストラン街に出店してほしいというオファーを頂きました。2年前に奈良で講演をして関西の若手農家さんと知り合いました。1年前にその中の数人が東京に遊びに来てくれ「農家の台所」で食事をして、大阪にも自分らが作った農産物を自慢できる「農家の台所」を出店してほしいとお願いされました。そこから話がトントン拍子に進み、来年に関西2府4県(大阪・京都・奈良・兵庫・滋賀・和歌山)の農家が作品を競い合うためのレストランを出店することが決まったのです。名付けて「オール関西の農家が存続を賭けて競い合うレストラン」です。
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高橋がなり タカハシガナリ
国立ファーム(有)
代表取締役
1958年生まれ。専門学校卒業後、佐川急便にてドライバーを経験。その後テリー伊藤に見込まれ、「元気が出るTV」などのディレクターを務める。30歳で起業するも、二社の経営に失敗。三度目の正直でアダルトビデオメーカー「ソフト・オン・デマンド株式会社」を設立。10年で100億円企業にまで育て上げて引退する。2006年4月に「青葉株式会社」を立ち上げ、農産物の生産から流通、販売まで一貫して取り扱う「国立ファーム設立準備室」を青葉株式会社内に作る。過去にNTV「マネーの虎」に出演して一躍注目を集めたほか、『サイゾー』『Big tomorrow』『Ray』『R25』『フロム・エー』など多くのメディアに登場。人生を切り拓く独自の哲学が若者のみならず多くの人々の共感を得る。著書に『がなり説法』(インフォバーン)、『がなり流!』(青春出版社)、『社長の遺言』(インフォバーン)などがある。
高橋がなりのアグリの猫
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