記事閲覧
【今月の数字】
国内一般世帯に占める単身世帯の割合
- (株)結アソシエイト 代表取締役 松田恭子
- 第85回 2011年07月15日
- この記事をPDFで読む
31.2%
総務省が6月29日に発表した国勢調査結果によれば、2010年10月時点で国内の1人暮らし世帯は1,588万5000世帯で、一般世帯の31.2%と初めて3割を超え、「夫婦と子供」で構成される家族を抜いて最も多い世帯構成となった。
1人暮らし世帯の年齢構成をみると、他の年齢層で減少しているのとは対照的に、40代と60歳以上で世帯数、割合ともに5年前に比べ大幅アップしている。60歳以上の「独居高齢者」とメディアでいう40代の「おひとりさま」の存在が統計上も浮き彫りになった状況だ。ただし、「おひとりさま」が増加傾向にあるのは正確にいうと現在の45~49歳が35~39歳のころの話であり、それ以下の年齢層、特に現在の35~39歳以下では「おひとりさま」になる比率はぐっと低くなっている。現在の30代は家族の在り方について上の世代とは全く異なった考え方を持っていると思われる。
会員の方はここからログイン

松田恭子 マツダキョウコ
(株)結アソシエイト
代表取締役
日本能率協会総合研究所で公共系地域計画コンサルタントとして10年間勤務後、東京農業大学国際食糧情報学科助手を経て農業コンサルタントとして独立。実需者と生産者の連携の仕組みづくりや産地ブランド戦略を支援している。日本政策金融公庫農業経営上級アドバイザー試験合格者。(株)結アソシエイト代表取締役。
今月の数字
ランキング
WHAT'S NEW
- 有料会員申し込み受付終了のお知らせ
- (2024/03/05)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2023/07/26)
- 年末年始休業のお知らせ
- (2022/12/23)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2022/07/28)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2021/08/10)
