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それほどまでにコメに対する放射能汚染の不安が強いことの証だが、不安を持っているのはコメの生産者、集荷業者、販売業者も同じである。
関東では早期米の収穫期を迎え、自治体が行っている放射能検査の結果についてかたずを飲んで待っている状態だ。この地区の集荷業者は「一発出たら終わり」という認識で、検査結果が死活問題になっている。
この問題が無ければ東穀取の先物市場で成約されている価格は十分に売りヘッジ出来る水準であり、自然に価格の平準化作用が働くのだが、如何せん「一発出たら終わり」という状況ではヘッジもままならない。
その意味では72年ぶりのコメ先物上場はあまりにもタイミングが悪すぎるというのが大方のコメ卸・流通業界の感想だ。
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