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【次世代リーダーの誕生】
売れてはじめて感じた農業のおもしろさ
- (有)和郷、生産組合(農)和郷園 代表理事 木内博一
- 第1回 2004年06月01日
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(農)和郷園は、若い農業者が新しい農業をめざして1998年に設立された組織。生協や外食産業など幅広い取引先をもつだけでなく、パッケージセンター、冷凍野菜工場などの施設を整え、売り手が求める商品を自ら提案し、提供してきた。
中心となって組織を引っ張ってきたのは木内博一氏(36)。農業に夢も希望も抱いていなかった青年が、ビジネスとしての農業のあり方を見つけ、いまでは若い農業者に夢を与える存在になった。木内氏の経営手法、人を動かす経営者としての才覚は、これまで語られた「農業」の枠を超えている。和郷園のこれまでの歩みをたどりながら、木内氏が考えるこれからの農業経営のあり方を6回にわたって紹介する。
中心となって組織を引っ張ってきたのは木内博一氏(36)。農業に夢も希望も抱いていなかった青年が、ビジネスとしての農業のあり方を見つけ、いまでは若い農業者に夢を与える存在になった。木内氏の経営手法、人を動かす経営者としての才覚は、これまで語られた「農業」の枠を超えている。和郷園のこれまでの歩みをたどりながら、木内氏が考えるこれからの農業経営のあり方を6回にわたって紹介する。
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木内博一 キウチヒロカズ
(有)和郷、生産組合(農)和郷園
代表理事
1967年千葉県生まれ。農業者大学校卒業後、90年に就農。96年事業会社(有)和郷を、98年生産組合(株)和郷園を設立。生産・流通事業のほか、リサイクル事業や冷凍工場、カット・パッキングセンター、直営店舗の展開をすすめる。05年海外事業部を立ち上げ、タイでマンゴー、バナナの生産開始。07年日本から香港への輸出事業スタート。現在、ターゲット国を拡大準備中。起業わずか15年でグループ売上約50億円の農系企業を築き上げた木内氏の「和のマネジメントと郷の精神」。『農業経営者』での連載で、その“事業ビジョンの本質”を初めて明かす。
次世代リーダーの誕生
「後継者不足」や「農業人口の減少」とは関係なく、新しい経営感覚で農業ビジネスの確立を目指す若き経営者たちが確実に育ちつつある。次世代の農業をリードする彼らが就業当時に何を思い、どう経営観を確立していったかを、数回の連載の中で語っていく。
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