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特集

トラクタ試乗対決 


ここで紹介している2台のトラクタは、掘っては返すという一連の動きをメモリに記憶させて、ボタンひとつで反復する機能を備えている。そのシステムを、ジョンディアはHMSⅡ、ニューホランドはHTSと名付けている。
●両機種比較
ジョンディア6620のメモリ機能の方が使い勝手は良い。4つのボタンを操作するだけで動作は記憶され、あとは再生ボタンを押せば同じ作業を繰り返すことができる。HTSと比べてHMSⅡは、オペレータの手を一回一回煩わせることになるが、明快で迅速にできるメモリ登録なので、日常的に活用できそうだ。
一方、ニューホランドTS135Aは、操作方法を学習すれば、ロボットとして使用できる。ギアチェンジや回転数等の動作を記憶させることができるので、一度設定してしまえばドライバーはただ前を見て座っていればよい。だが、HTSは複雑すぎるのが難点だ。メモリに記憶させる方法はあまりに複雑で間違えやすい。このような欠点を克服することができれば、HTSは強力なツールになるだろう。


【4輪駆動とデフロック】自動制御のニューホランド・ある程度は手動のジョンディア
■ニューホランドTS135A・・・4点
デフロックと4WDを自動と手動で制御できるシステムを搭載している。自動モードでのデフロックは、ステアリングの切れ角、走行速度、リフトの昇降、ブレーキペダルの作動条件によってコントロールされる。4WDについては、ステアリングの切れ角に応じて解除される。

■ジョンディア6620・・・3.5点
リアデフロックについてはフットボタンで、4WDについてはレバーで操作する。フロントデフロックはスリップを制限できる。HMS(先端制御システム)を搭載したトラクタであれば、走行速度に応じて4WDを解除したり、作業の進み具合に合わせて4WDにしたりすることも可能だ。


【ステアリング】確実に操作できるニューホランド・敏感すぎるジョンディア
■ニューホランドTS135A・・・4点
ステアリングは重いが、ホイールリムが空転することがないので安心である。

■ジョンディア6620・・・3.5点
ジョンディア6620の軽くてレスポンスの良いステアリングは、路上走行では注意が必要だ。


【ブレーキ】踏力が要るニューホランド・乗用車感覚のジョンディア
■ニューホランドTS135A・・・3.5点
ブレーキペダルのフィーリングは良いが、ジョンディア6620と同程度の制動力を得るためには踏力が必要。

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