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独断注目商品REVIEW

畦間へのサブソイラ施工でダイズを増収&販売作物によって自由自在に組み合わせ、直売をサポート

川辺農研産業(株)は、心土破砕のサブソイラに、畑作物の畦間の中耕や除草に用いるカルチベータを組み合わせた作業機を販売している。

スーパーソイラー SV2-3S-C 栽培条間心土破砕カルチベータ仕様機

 川辺農研産業(株)は、心土破砕のサブソイラに、畑作物の畦間の中耕や除草に用いるカルチベータを組み合わせた作業機を販売している。

 一般に、乾燥状態で生きるサブソイラを、作物の根が発達できる環境を整えるために、作物の植わっている状態で畦間に施工するのに用いる。

 同機の実証試験を行った愛知県農業総合試験場の試験成績によれば、粘土質土壌に覆われた地域でのダイズ栽培で、すでに収量の改善という成果を挙げている。

 場所によっては作物の根を断ち切ってしまうこともあるだろうが、ダイズ生育期に、サブソイラによる心土破砕処理を畦間に施すと、根の発達がよくなることがわかっている。また、粘土地や不耕起栽培の圃場などの条件的に厳しい環境ほど、この効果が大きいという。

 この作業機は、機体の前方にサブソイラ、後方には培土機を備えたカルチベータを持ち、心土破砕と中耕培土の二つの作業を一度に行う。このため、省力化はもちろんのこと、トラクタで圃場を踏み固める回数も半分にできる。また、2.0~5.0km/時の作業速度で、慣行の中耕培土よりも能率的に作業を進められる。

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