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【独断注目商品REVIEW】
コンクリート畦際残耕処理機、軽量化された手押し1条型野菜真空播種機
- 編集部
- 2004年12月01日
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コンクリート畦際残耕処理機、3P直装型 カントリーブロックマスター
コンクリート畦畔は畦管理が容易であるとは言え機械作業には様々な障害にもなる。その一番の問題は作業機や畦を壊しかねないという不安から畦際に残耕が大きく残ってしまいがちなこと。そのコンクリート畦の畦際残耕部分を処理するトラクタ作業機が小川農具製作所が作っているカントリーブロックマスター。同社にはロータリ装着式の残耕処理器もあるが、ここで紹介するのは3Pに直装する専用機。
ロータリ装着式より確実で高能率な作業が行なえる。位置を正確に設定しコンクリート畦に機械をぶつけて機械や畦を壊すことのないようにガイドローラが着いている。圃場の凸凹や曲がった畦際などでもガイドローラとバネの作用でスムースな処理が行なえる。ブロック形状に合せて2種類のガイドローラが用意されている。とくに畦の高さが極端に低いような場合にはオプションのローラの幅が広いガイドローラが有効だ。
道路走行時などの移動時には上写真のように機体を内寄せにでき、車幅内に納まる。作業は、耕起前でもロータリ耕の後でも可能。処理された残耕部分はきれいな溝に成型される。また、オプションで水平保持のための尾ソリが付けられる。
ロータリ装着型と比べると作業スピードがはるかに速いだけでなく、高速作業であればこそスキによる溝作りがきれいに行なえる。さらに、本機の左側に装着するタイプを併用すると、圃場の四隅を除けばすべての畦を回り処理することも可能であり、残耕処理の所要時間も大幅に短縮できるはずだ。畑作物を栽培する場合など本格的な明渠掘りの手段としてはより大型なプラウによる溝掘り機やロータリ式のディッチャも存在するが、この残耕処理機でも排水路掘りには十分有効である。排水路掘りや畦作りなどの作業の目的は耕起跡の“見栄え”だけでないのだ。(昆吉則)
希望小売価格 151,000円~(消費税別)
■(株)小川農具製作所
〒675-2402
兵庫県加西市田谷町676
TEL:0790-45-0006
FAX:0790-45-1868
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