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事業継承・新規起業ルポ

正月7日間だけが勝負の七草 市場戦略と計画性鍛えられる

「農業大学にいるときから、雇用する農業をやりたいと思っていたんです」と高木さんは言う。学生時代、渥美半島のキャベツ農家、埼玉県のホウレン草施設栽培農家で農業研修を受け、さらに、名古屋市中央卸売市場の大手卸売会社に頼み込んで流通の現場でも半年間働いた。
 「農業大学にいるときから、雇用する農業をやりたいと思っていたんです」と高木さんは言う。学生時代、渥美半島のキャベツ農家、埼玉県のホウレン草施設栽培農家で農業研修を受け、さらに、名古屋市中央卸売市場の大手卸売会社に頼み込んで流通の現場でも半年間働いた。

 生産や流通現場を自分の目で見て、「周年雇用のためには、仕事量のばらつきが少ない葉ものがいい」と、ホウレン草の栽培を手がけようと決めた。それを聞いた父正勝さんは、高木さんの学生時代に、ハウス1棟を立ててくれた。

 それまでは、ジャガイモ、ダイコン、ハクサイ、キャベツなどの露地栽培が主な経営作物だったが、徐々に栽培品目を絞り、ホウレン草と夏場の葉ネギの栽培面積を増やした。

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