ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

気になる商品買う?買わない?

植物活性剤・土壌改良材編

 今月のテーマは、土壌改良材・植物活性剤。資料請求した読者に話を聞くと、過半数のあげる第一声は、その効果に対する「あやしさやうさん臭さ」についてのコメントだ。しかし、次ぐ声として聞かれるのが、「何か効果のある資材はないかと探している」という切実な生産者の思いで、共感を覚える読者も多いだろう。果たして資料請求した読者は、商品選択に至ったのか。結果を導き出しているユーザーの声も参考にして欲しい。本誌未掲載の気になる商品も取り上げる。
1Hz元気液
NPO法人1Hz研究会


カタログ請求者・阿部進(栃木県宇都宮市/水稲4ha、ニラ15a)
「酵素系の土壌改良資材ライフメールを3年程使用している。目に見えた効果と言われると難しいが、まあ悪くはないといったところ。さらなる土壌の団粒化、連作障害の軽減を求めて、1Hz元気液など各社のカタログを請求している」

ユーザー・石川宏(使用歴1年/山形県米沢市/水稲5ha)
「元気液の存在は以前から知っていたが、通常価格が1万円で会員になれば3,500円という一見いかがわしい広告に、しばらくは敬遠していた。が、サンプルを手に入れ、稲作に使ってみたところ、稲の活着、根張りの良さが認められ稲体も素直に育っている様子。なにより、これまでの資材では目に見えなかった「効果」も、土壌表面の菌体の活性化という形で目視できる。初期の除草剤投入あとの1週間後に使用している。1週間~10日程で白い藻のような好気性菌が現れ、しばらくすると茶褐色の光合成細菌も確認できた。表層に出ている稲ワラ等の残渣物に菌糸的な反応がでているということだ。今年も使用する予定」

ユーザー・讃岐幹夫(使用歴1年/北海道瀬棚郡今金町/水稲10ha、大豆他)
「以前はグリーンタフ工業の“YAG1”を使用していた。根張りがよくムラなく育つようになり、種子消毒などの薬剤を使用せずに済むようになった。昨年は、元気液の無料サンプルをもらいモニターとして使用してみたところ、同等とは言えないまでも安定した効果がみられた。種籾の浸水から8月頭の出穂時まで、計7回程使用。会員の価格の安さから、今年は元気液を水田用畑用に各6本購入した」

関連記事

powered by weblio