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高橋がなりのアグリの猫

経営者はどこまで自分がヤルべきか?

勤勉な子は3種類いる。頭の働きが勤勉な子と体の働きが勤勉な子、そして両方共に勤勉な文武両道のような子である。国立ファームがお取引いただいている篤農家さんに多いタイプである。自分の求める結果が確固としてあり、その目的のために創意工夫し頭と身体を活発に働かせ活動されている。そのような方々は必然的に集落のリーダー的な存在になり、生産なり販売のグループを率いることになる。

 勤勉な子は3種類いる。頭の働きが勤勉な子と体の働きが勤勉な子、そして両方共に勤勉な文武両道のような子である。国立ファームがお取引いただいている篤農家さんに多いタイプである。自分の求める結果が確固としてあり、その目的のために創意工夫し頭と身体を活発に働かせ活動されている。そのような方々は必然的に集落のリーダー的な存在になり、生産なり販売のグループを率いることになる。

 そのようなリーダーのいる地域は農業が活性化する。代表的な例は和郷園の木内さんだろう。そこで重要なファクターは木内さんを神輿として担ぎあげる農家さんたちの存在だ。その農家さんたちも自分の求める結果があり、その目的のために肉体労働をするのはもちろんだが、ただ従うのではなく能動的に良い作物を効率的に生産するという自分の責任を果たすべく試行錯誤されながら連帯している方々なのだ。

 対照的なのはTPPの恐怖を押し付けられて自分で情報を集めることなく検証することもなく直近の利益を求めて受動的にデモに参加させられている農家さんたちである。今の日本人の典型例のように、ものごとが上手くいかない時に自分が変わるのではなく、自分を取り巻く環境のせいにするような人たちである。

 確固たる人生の目的がなく、惰性で幸せを求める人々は“甘言”が好きだ。そういう方々のリーダーが自分の地位を保全しようと考えれば決して厳しいことを言わない。族議員として票田を守ろうとする亀井静香の発言をイメージしていただくと分かりやすい。対して木内さんはグループのメンバーに日々改善する努力を強いているはずである。それに応えられるメンバーや社員さんたちだから和郷園は素晴らしいのだろう。

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