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高橋がなりのアグリの猫

経営者はどこまで自分がヤルべきか?



 それに対して、国立ファームのリーダーたちが頭脳労働に怠慢なんです。結果を出すための仕事を創る作業と、それをチームとして効率的に行なうための指導をする作業をしないからです。散々偉そうなことを言っていながら、またまた愚痴をこぼさせていただきます!

 僕は国立ファームを始めて「頑張る」と「一生懸命」という言葉が嫌いになりました。訓練の時に使う言葉であって、プロならば試合で使うべきではありません。彼らの仕事に置き換えれば、お客様をお迎えする前の準備を怠り、営業が始まってから一生懸命ガンバルのです。

 実は、20日ほど前から出社拒否をしています。社長なのに……。レストランを改善すべく1日1店、現場に入って改善点を上げていました。恵比寿・新宿三丁目店と回って毎回60~100の改善点を見つけています。そして銀座店の日にキレてしまったのです。キノコ栽培コーナーのキノコが枯れている! 店長は「湿度調整が分からないもので……」。そうめんかぼちゃのコンポートが甘くない! 同行したレシピ担当者が「レシピ指示はしていましたが……」。君たちは結果に責任を負うプロになる気はないのか!? 一事が万事! 全リーダーがこの調子なのです!

 国立ファームというグループを高橋がなりの専制君主会社として強烈にけん引して来ました。その結果が、思考能力のない単なる労働者として、結果はすべて僕任せという意識の社員にさせてしまったようなのです。ならば、弊害は僕なので僕を取り除けば良いだけです。

 安定した店舗経営をしたければマニュアルを作るべきなのでしょう。しかし僕はマニュアルが嫌いです。理由は、「だから農業が好きになった」と言えばお分かりになるでしょう。進化する頭脳を持ち結果にこだわるリーダーという幹部を育てなければ、会社を大きくすることはできません。そのためにもうしばらくリーダーたちとの我慢比べを続けます。リーダー力とは能力の問題ではなく、意識の問題なのだから。

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