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特集

農家のための倉庫と事務所

[2]収納施設

 運搬管理の面からみると収納施設は単独に存在するのでなく道や広場などとの組み合わせで成り立ち、収納目的は、たくさん収納できると同時にいつでも容易に取り出せることにある。

 農業機械・機具の収納庫において、修理・改造は自分で行なうこととした。経営に必要とする機械や施設が望みどおりに供給されることは期待できない。そのためには自ら改造したり修理する力を蓄えることが重要な問題になり、この面での成果を上げている事例も少なくない。修理や改造のためのスペースを用意した。

 生産資材・小農具の収納庫は中二階を利用して塊で取り扱えるようにした。

 機械部品・工具の保管庫、農薬等は保管条件が重要なので専用の室を設けた。

 生産物の仮置き場は肥料や段ボールなどの大量資材置き場と兼用とし、広場と連動させた。

 この事例では積み替え手段にフォークリフトを中心に据え、収穫物の積み替えばかりでなく、あらゆる資材・機具の取り扱いにその特性を生かした収納舎とした。図2に示すように、台車と組み合わせユニットロードシステムを限りなく追求するための構造配置とした。車輪付きパレットや台車を組み合わせることで、フォークリフトを単なる運搬機械としてだけでなく、収納スペースの拡大や作業場の効率的な活用に発展させることを期待した。このように初めはトラックヘの収穫物の積み上げ用として購人したフォークリフトもフォークリフトを基礎据えた施設配置をする事がで施設の有効利用を図るばかりでなく能率的な作業を実現することができる。

 また、トラクタに作業機を容易に装着するため写真1のような台車が効果的である。

 生産物や生産資材の運搬作業は生産的な作業ではなく仕事をするほどコストを形成する。したがって、運搬作業は無い方がよく、積み替えをなくする工夫、合理的にする工夫が収納舎に求められる。写真2はレタス・白菜等を軽トラックに乗せたパレット上に段ボールを積み、フォークリフトで積み替えている。

 現段階では、流通段階も含めたパレットの利用に至っていない状況にあるが、今後改善されるであろう。


[3]作業場

 収納舎は収穫物の仮置き場と積み替え作業場としての機能を求められる。大型トラックの侵入場所の確保、フォークリフトの旋回などを容易にするため、舗装された広場の確保、収穫物の収納スペースを考慮に入れた。

 大型トラックのための道の確保は収納舎と一体として配置することを忘れてはならない。

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