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編集長インタビュー

数年後には圃場面積200ha 親子で地域の経営に挑戦する



昆 今、この設備で処理している面積どの位なんですか?

茂 稲刈りを含めると100ha近いですね。

昆 それをこの設備で?!

茂 最悪ですよ、秋は。

昆 乾燥してすぐに並んでいる補助タンクに移すわけですね。

茂 この2つは玄米貯めなんですよ。貯蔵ビンが無いので、乾燥設備の回転率を上げるために乾燥した先から籾すりまでやってしまい、玄米ホッパに入れ、その日のうちに袋詰めまでやってますよ。

昆 それは大変だ……。

茂 45石で約6反分が張りこめるのですが、それが10台。最大で一日に6haの処理量です、ハハハ。平均すると一日に4ha分、だから300~400俵を2台でもみ摺りします。

昆 すると籾殻の始末も必要になりますね。

茂 籾殻貯蔵の部屋は施設の脇に自作しました。でも、スペースの都合からその容量は3ha分程度。だから、下に排出口を作って1日に何回か近所の梨屋さん、イチゴ屋さんに配って回るんですよ。

英介 本当にフル稼働です。秋になるとコンバインのオペレータが4人、ダンプの運転手それに乾燥施設の作業員全員で15人位、施設内だけでも10人位が文字通りごった返しています。

昆 収穫の期間は?

英介 お盆過ぎから早生は始まるんですけど、それはごく一部で、コシヒカリは8月5日くらいから刈り始めます。この辺ではコシヒカリの比率が80%位ですから、なおのこと作業が集中します。

昆 最初のライスセンターとしての受け入れ規模はどんなものどの程度だったのですか?

茂 20年前は30haくらいで、乾燥機5台で余裕があったんです。山本製作所の遠赤外を導入してからは非常に乾燥の上がりが速いですね。それに今度作る時には建屋の外に投入ホッパをつけて仕切らないとね。今はダンプ1回ではけないので、そのたびにホコリで大変なんです。従業員の働く環境も考えていかないと。

英介 コメの流れ方、分かりますか? 10台の乾燥機からまず左右2個ずつのホッパに乾燥籾が入り、もみ摺り機に行きます。もみすり機から昇降機で上げて、横のベルトコンベアで玄米貯めに。これも全部オヤジが自分で作ったんです。

昆 いや、これは本当に大変ですね。茂 大騒ぎです。本来は白で白米販売なんてしたくないんですよ。だって一次産業ですから、玄米を売って食べられなかったら駄目ですよ、本来は。

昆 それは、正しい考えですよね。精米に一年中ひとり付きっきりになっちゃうんですよね。だったらその一人を田んぼにかけた方がいいわけですよね。

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