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【独断注目商品REVIEW】
1果実1秒弱のスピード レンタルも可能な非破壊糖度計
- 編集部
- 2011年12月27日
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非破壊糖度計 アマイカプロ(プラス)
「甘くておいしい●●です」
小売店や直売所の青果売り場でこうした販促物を目にすることはよくある。当該産地を知っていたり、生産者と顔なじみの消費者なら、その意味するところはわかるかもしれない。では、何ら接点のない人はどう反応するだろうか。
消費者に直接説明し、相手を納得させられればよいが、糖度を重視するトマトや果実はできれば数値を示したい。それが何よりの証明になるからである。
糖度を測ることはめずらしくもない。測定機器にはいくつものメーカーが参入し、現場では差別化の手段として、あるいは流通や小売から求められる糖度の最低保証レベルを確認する道具として普及が進む。
今回紹介する神奈川県川崎市のアステムが開発から製造、販売までを手がける「アマイカプロ(プラス)」は1果実につき1秒弱の測定時間の短さに加え、機器のレンタルが可能というサービスが受けている。同社商品開発グループの横山豊氏は次のように語る。
「非破壊糖度計が果実を傷つけずに糖度を測れることは生産者も理解していますが、使い勝手がわからないため、購入をするケースはあったようです。そこで当社では実際に使用してもらおうとレンタルを始めたところ、多くの人から求められるようになりました」
用途に応じて機器は2種類。アマイカプロは定価で84万5000円(税込、本体・付属品一式、オプションを除く)、糖度の測定だけでなく重量計も備えたアマイカプロ プラスは105万円(同)となり、これをレンタルするとそれぞれ月額で4万円(税込)と5万円(同)になる。
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