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【独断注目商品REVIEW】
小麦の生育状況を光で測定して 窒素可変追肥の処方箋を提供
- 編集部
- 2012年03月06日
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窒素センサ CropSpec
歩留まりを上げるためには何ができるのか。アプローチの一つとして、作物の生育状況に合わせて施肥量をコントロールする技術が世界で開発されてきた。特に葉色と窒素含有量の相関関係を利用した技術はすでに欧米で体系化されている。
小麦の幼穂形成期・止葉期に計測
まず必要な機材は、モニタ付のGPSガイダンスと施肥量を可変できるブロードキャスタ。そして、最も重要なのが、今回紹介する作物の生育状況を測る窒素センサだ。
(株)トプコンが発売したCropSpecは作物の生育状況を非接触で計測する。トラクタの天井に1組2台のセンサを取り付け、走行しながら連続的に左右両側の作物のデータを集める。レーザー光を発光する方式は、周辺環境に左右されにくいので計測は昼夜を問わない。幼穂形成期および止葉期に計測したセンサ出力値(S1)をもとに施肥量を算出し、同時可変散布に対応したブロードキャスタで窒素肥料の追肥を可変制御して行なう。
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