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耕すということ

耕起と鎮圧なぜ鎮圧が必要なのか

写真1 てん莱の移植作業
植え付けと同時に左右から2つの鎮圧輪で充分に鎮圧する。後部の鎮圧輪は、さらに植え付けの上を鎮圧して、活着をよくしようとするものである。苗をまったく傷めないわけではないが、ゴム製のローラーで傷みは少ないように配慮されている

写真2 豆類の播種作業
欧米のコーンプランクなどには大型の鎮圧輪が付いている。我が国のプランクは径が小さく、幅が広いのは畦幅との関係であり、除草剤の散布効果を高めるための配慮である

写真3 麦類の播種作業
我が国で密条播ドリルが本格的に使われだしたのは、昭和40年代後半の稲転による小麦作の奨励からである。我が国は火山性の軽しょう土が多いことから、この鎮圧ローラーが威力を発揮した

写真4 ケージローラ付き縦軸型ロータリーハロー
スパイクが高速で回転し、砕土する。構造上、深く砕土することはできないが、表層の仕上がりはよい。後部のケージローラが中層をしっかりと鎮圧し、理想的な播種床を造成する

写真5 草地更新時の鎮圧作業
パッカで十分に鎮圧すると、牧草の発芽率もよく、生育も順調である。ここで手抜きをすると、雑草が先に発芽することになり、雑草の繁茂に苦しむ

写真6 パッカシーダによる牧草播種
グラスシーダとも呼ばれるが、パッカが前後2本付いている。前部のパッカの前に施肥をし、鎮圧したところで中央で播種する。種子は溝に入っており、後部のパッカで覆土・鎮圧される。小麦などの播種に利用することもできる

写真7 スラリーインジェクタの鎮圧ローラ
心土破砕しながらスラリを地中に注入している。心土破砕によって圃場は盛り上がるが、鎮圧によって元に復する。鎮圧されても土壌の組織は壊されており、牧草は旺盛な生育を示す

写真8 草地のリノベータ
20~30mの深さに切込みを入れるだけで、草地の排水性は良好になり、根も下方に伸びて健全な生育を示すようになる。タンクは施肥装置であり、施肥と同時作業が能率的であり。本機は草地ばかりでなく、ゴルフ場でも活躍している

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