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イベントレポート

こせがれ交流会(農家のこせがれネットワーク)、ほか

NPO法人の農家のこせがれネットワーク主催のこせがれ交流会が4月4日、東京都渋谷区で開かれた。このイベントは参加資格が農業に携わる親を持つ子どもに限定されており、今回で16回目を迎える。

こせがれ交流会(農家のこせがれネットワーク)/4月4日(東京都渋谷区)

 NPO法人の農家のこせがれネットワーク主催のこせがれ交流会が4月4日、東京都渋谷区で開かれた。このイベントは参加資格が農業に携わる親を持つ子どもに限定されており、今回で16回目を迎える。会場に集まった20数人は大半が都内で働くビジネスパーソンで、自己紹介を経て、それぞれ交流会への参加動機や農業に対する思いを語った。一方、農業を「かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にする」ことを理念に掲げる同NPO法人の宮治勇輔代表理事((株)みやじ豚代表取締役社長)は、農業の楽しさと厳しさについて自身の実体験を交えて触れた。懇親会では個々に持ち寄った農産物が振る舞われ、同じ境遇同士の積極的な情報交換が行なわれた。(三宅和成)


ポテト栽培技術研修会(北海道馬鈴しょ協議会、日本スナック・シリアルフーズ協会)/3月23日(北海道北見市)

 北海道馬鈴しょ協議会と日本スナック・シリアルフーズ協会が主催の2012年ポテト栽培技術研修会が3月23日、北海道北見市で開かれた。このイベントではジャガイモの安定的な生産にとって障害になる問題に対してさまざまな角度から情報提供を行なっている。今年は土壌関係がテーマだった。

 「土づくりと排水問題」と題して北海道立総合研究機構農業研究本部十勝農業試験場研究部の竹内晴信研究主幹が発表したのを皮切りに、「土づくりとそうか病について」として東京農業大学生物産業学部生物生産学科の吉田穂積教授、「上川の排水対策の検討」としてカルビーポテト馬鈴薯研究所の植村弘之氏、「省耕起とイモづくり」として津別町の谷智博氏、「時代とともに変化するジャガイモづくり」として小清水町のアグリネイチャー倶楽部の久保宏道代表取締役と続いた。

 谷氏に触れると、経営面積は54haを有し、ジャガイモが17ha(生食用:1.5ha、加工食品用:15.5ha)、豆類が15.2ha(大豆:7ha、小豆:8.2ha)、小麦が12.3ha(春小麦:2.6ha、秋小麦:9.7ha)、直播のてん菜が8.5ha、加工食品用のニンジンが1haとなっている。本誌の今年2月号で取り上げたSRU(Soil Research Union)という土壌分析の研究グループのメンバーで、就農当初の16年ほど前からここに加わった。同グループは、科学的な土壌分析を通して過剰な施肥による壊れかけた畑を改善し、永続的な農業を目標にするとともに、畑のミネラルバランスを整えることを基本概念にしている。当地の土質との兼ね合いからプラウ耕が不向きであるとのアドバイスを受けた谷氏は、本来であれば不耕起栽培が望ましいとしながらもジャガイモ作では土壌のかくはん砕土が不可欠として省耕起を選ぶ。これによって壊れかけた団粒構造が修復し、土壌に空気が混ざることで排水性と保水性に優れるほか、作物への養分吸収効率が向上し、病気にかかりづらい健全な作物が育つとした。

 詳細は当社が編集と販売を手がける『ポテカル』に譲る。興味のある方は当社に連絡されたい。(永井佳史)

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